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中日新聞:明治天皇陵など調査を“解禁”へ 宮内庁が方針転換:社会(CHUNICHI Web)

宮内庁は「皇室神事の対象で、単なる文化財ではない」と歴代天皇や皇族の陵墓の学術調査を実質的に認めてこなかったが今年一月、陵墓管理に関する内規を変更。調査できる範囲は限定的だが、研究テーマを問わず申請があれば審査の上、調査を受け入れるよう方針を転換した。
内規によると、歴史学だけでなく、すべての分野の研究者が所属の研究団体を通じて申請できるようになった。外観を目で確認するのが中心で、墳丘に立ち入る場合は一段目の平らな場所まで。発掘は認めず、人数は申請ごとに判断する。

今回は考古学や歴史学の調査のようだが、「動植物の研究などでも調査を求める意見が多くなったため」という理由で内規が変更されたということなので、生物相の調査でも認められるのだろう。陵墓というと、手つかずの自然が残されているイメージがあるが、実際の所はどうなのだろう。仮にある程度管理がされているにしても、周囲が市街地化する中でそこだけ森が残っていることも多く、調査すると面白そうだなぁ。