蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

バッテリー上がり

交差点でアイドリングストップしていて、信号が青になりそうだったのでエンジンをかけようとしたのだが、かからない。セルモーターがブルッと回ろうとするのだが、勢いがなく止まってしまう。そういや、出発するときにエンジンをかけようとしたときも、「ブルッ…ブルブルブル」という感じで一瞬止まりかけるような変な感じだったのだ。そのときは結局かかったので、クラッチの踏み方が足りなかったのかな程度で全く気にもとめなかったのだが、後で思うにそれが前兆だったのだ。

何度やってもエンジンがかからないので、ハザードを出して後続車を先に行かせた。そして、ギアをニュートラルに入れて、片手でハンドルを操作しながらもう片方の手で車体を押して道の端へ寄せた。この技は、ミラージュに乗っていたときにエンジンがかからなくなり車屋を呼んだ時に知ったものだ。平坦なところなら、車は意外と一人でも動かせるものだ。

ちょうど向かい側にガソリンスタンドがあったので、店員に事情を話したのだが、セルフのスタンドなのでバッテリーなどは置いてないらしく、また店員も自転車通勤なのでブースターケーブルでつないで、ということもできないという。結局、交差点を渡ったところにある交番の駐車場まで、押してもらった。交番は無人だったが、しばらくすればパトカーが戻ってくるはずだから、とのこと。

果たして、ほどなくパトカーが戻ってきたので、パトカーのエンジンとケーブルで接続させてもらった。バモスホビオのバッテリーは、ウォッシャー液タンクの下に収納されているので、ボンネットを開けただけではダメで、タンクをいったん外さないといけない。ところがタンクを止めているクリップの外し方がよくわからず手間取ってしまった。若い警官にもわからなかったが、少し年配の警官が「貸してみろ」とばかりにやると、すぐに外れた。さすがである。おかげでエンジンがかかった。雨の中ありがとうございました。

それにしても、なぜ突然バッテリーが上がってしまったのか、特に心当たりがない。寒くなったからだろうか。実は、6月にもバッテリーが上がりかけたことがあった。これでダメージを受けたのかもしれないし、あるいはその時点で弱ってきていたのかもしれない。ともかく、このバッテリーは寿命だろうと思って、ジェームスで新しいものを買ってきた。値段がいろいろだったが、店員が「今の車にしばらく乗るなら最低これにすべき」と勧めるので、少し高めのものにした(確かザ・バッテリーF2 40B19Lだったかな)。今回のような経験はしたくないので、まあよかろう。