組版時間を半減する! InDesign自動処理実例集
InDesignのスクリプトの実例がたくさん載っていて、参考になるかと思って買ってみた。
- 作者: (株)シータス,古籏一浩
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/11/25
- メディア: 大型本
- 購入: 5人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
例えば、テキストフレームを連結しているときに、そこの末尾へ文章や表を追加したかったらテキストフレームではなくストーリーに追加する必要がある。
tableObj = textframeObj.parentStory.tables.add();
とか何とかそんな感じ。個人的にはこれが知りたかったし、基本的なことだと思うんだけど、見あたらない(少なくともインデックスにはparentStoryがない)。
それから、文字列の置換も基本だと思うんだけど、
JavaScriptには、検索を行うためのmatch()メソッドと、置換処理を行うためのreplace()メソッドがあります。しかしこれらはInDesign上では期待通りに機能しません。InDesignで検索、置換処理を行うためには専用の命令を使う必要があります。
と書かれていて、そこではchangeTextメソッドが紹介されている。それはいいとして、Appendixの「正規表現によるテキスト検索/置換」という部分ではmatchメソッド、replaceメソッドがしれっと紹介されている。「期待通りに機能しません」というなら、どのように期待通りでないかを説明してほしいところ。
あと、文字にスタイルを適用するときのinsertionPointsの使い方もいまひとつよくわからない。