蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

この世界の片隅に

町山智浩 『この世界の片隅に』徹底解説
こちらの記事を見て、これは絶対見なければ、と思っていたわけです。ただ、この辺りでは封切りが遅くて年明けからしかやらないという予定。まあ上映してくれるだけマシで、同じ監督のマイマイ新子は清水まで見に行ったからなぁ。ところが、当初はそんなに流行る映画じゃなかろうと思っていたら思わぬ人気で、近所の映画館でも「大ヒットにつき急遽上映決定」とかで上映が始まっていました。

で、見に行ってきました。当時の大変な状況の中で、いろいろと工夫をしながら生活を楽しむ描写がよかったです。そして、当時の文化や何やらが新鮮。新婚初夜にあんな問答があったのね〜

悔しいのは、干潟の生き物が精緻に描かれているという前情報を得ていながら、見落としてしまったことです。食卓に乗った貝はマテガイとアサリは分かったものの、巻き貝は種までは分からず。

見終わって、冒頭に挙げた記事を改めて読むと、見落としていたこと、見ていたときには少し引っかかったものの忘れていたことなどがちゃんと書かれていて、映像を思い出しながらもう一度楽しめますね。