Niiの電子図書館、事業終了

この度、学協会誌の電子化に対する国の支援はJ-STAGEに一本化するという国の方針が示され、また、JSTがJ-STAGE Lite（仮称）という、ELS参加学協会誌の登録が可能なプラットフォームの開発に着手することが明らかにされたため、国の指導を受けて活動している本研究所は、その方針に従い、ELSを終了するという決断を下すに至りました。

国立情報学研究所電子図書館事業 │ 事業について │ 事業終了について

私の関わっている学会では、この国立情報学研究所電子図書館事業(NII-ELS)を利用して学会誌のpdf化を行い、CiNiiで公開をしている（と理解している）。しかし、この事業が終わってしまうとのこと。学会誌のpdf化自体は、おそらく大した問題ではない。印刷会社にpdfをもらえばいいだけだろう。で、CiNiiでの公開がどうなるのかというのが読み取れないのだが、どうも他サービスに移行しないといけないようだ。移行先の候補としては、J-STAGE Lite（仮称）が挙げられている。

原則として、コンテンツのオープンな公開を推奨。認証・課金機能は、学協会で設定・運用等を行うことにより利用可能（課金については、クレジットカードによるPay Per View機能の利用が可能(個別にクレジットカード会社との契約が必要。運用コストが発生)

https://www.jstage.jst.go.jp/pub/html/pdf/AY04S560.files/140425setsumei.pdf

うへぇ。機関定額制もないってこと？これを機にオープンアクセスに、というのも一つの選択肢かもしれない。
登録作業も面倒くさそう。