保険会社から電話がきた
昨日の事故について,先方の保険会社から連絡がきた.
あらかじめ調べていたところによると,こういう場合は「修理費用と新品から減価償却したときの価値の安いほう」しか支払われないらしい.修理ができなくても新品を買えることはまずないんだとか.まあこれはそんなもんだろう.そもそも保険会社なんて,気前よく保険料を支払っていたのでは損になるから,支払いをなるべく減らそうとすることは想像に難くない.ただ,あの自転車は10年モノなので減価償却なんていったらいくらになるか…….ほとんどタダ同然だろう.
ところが,その電話では「自転車屋で修理が可能かどうか聞いてください.修理できなければ新品を購入と言うことになると思うのですが」などとおっしゃる.そんなに気前よくていいのだろうか?
ということで,今出川沿いの栄輪で見積もりを取ったところ,修理は可能だがハンドルだけでなくコンポーネントが総取っ替えになるので,修理代が70000円くらいになるとのこと.これだったら新品のロードの安いやつが買えちゃうんだけど.
お願いですから200MBのメールなんか送ろうとしないでください
Postmasterあてに200MBのエラーメールが送られてきて,うぎゃーって感じです.
sendmailでUser unknownを返さないようにする
d:id:xnissy:20070213#1171379988でBackscatterがspamメールとして判定され,うちのメールサーバがspamメールのblacklistに登録されてしまった話を書いたが,これはその続きである.
根本的な対策は relay MTA で行うべきだと思うのだが,まずは mailbox 側でできることをやってみた.それは mailbox で User unknown なメールを baunce せずに破棄してしまう方法だ.(spamだけでなく,まともなメールのエラーも返さなくなるという副作用は覚悟の上で……)
そのためには,mc ファイルに以下を記述する.
dnl # The following will route all mis-addressed mail to xxxxbad dnl # account and NOT return a user unknown msg. define(`LUSER_RELAY',`local:xxxxbad')
これによって,ユーザが存在しない場合にはエラーを返さず,xxxxbad というアカウントでメールを受け取ることになる.
xxxxbad というアカウントを作っておくことをお忘れなく.(アカウント名は好きなものに変えてください)
そして sendmail.cf を作成して,sendmail を再起動すれば設定が有効になる.
あとはこのメールボックスにどんどん User unknown なメールが貯まっていくので,定期的に消去すればよいだろう.あるいはいきなり /dev/null に突っ込むのもアリかもしれない.
例外的に User unknown を返したいアドレスがある場合には,/etc/mail/accessに
foo@example.com ERROR:550 User unknown
とでも書いて,makemap hash access < access すればよいだろう.
なお,Postfixについては苦笑いのSE User Unknown ~BackScatter対策などを参照.
Mac OS X Server 10.4の場合はhttp://docs.info.apple.com/article.html?path=ServerAdmin/10.4/jp/c2ms26.htmlを参照,と言いたいところだがこれは内容が不十分なようだ.上のPostfixについての場合と同様,
local_recipient_maps =
という指定が必要である.また,この指定を行うとサーバ管理のメールの設定の「一般」タブを開いたときに,「配信できない受信メールをコピーする」にチェックが入るが,ここを触ってはいけない.チェックを入れ直したりするとmain.cfが書き換えられ,転送ではなくコピーになってしまう(=User unknown のエラーメールを返す設定になる).