高速道路の制限速度緩和について
何だかなぁ、というニュース。
多くの車が規制を大きく上回る速度で走行している区間があるためで、実勢に合った規制に見直すのが狙い。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100819dde041040016000c.html
みんな違反しているからルールを変更してしまおうという思考回路はおかしいんじゃないの?
そんなことを言うなら、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても車はどうせ止まらないから、止まらなくてもいいことにするのか。あるいは「止まれ」の標識でみんな止まらないから、注意しながら通行すればいいことにするのか。
それに、制限速度を上げたところで、さらにそれを上回る速度で走るようになるだけじゃないの?
これまでは道路の設計速度を基準にインターチェンジ間などを単位に決めていた制限速度を、調査結果に基づき柔軟に決定。すべての要素が設計速度以上での走行に耐えられると判断された区間は、時速100キロを上限に見直す。
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081901000187.html
現在も、カーブ区間やトンネル区間だけ70km/hに制限されていたりしているような。それと何が違うのだろう。
それより、工事区間で50km/hに制限するのは必要なのだろうか。守る車と守らない車との速度差が大きくて、あれこそ危険を感じる。