蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

深度合成できる一眼レフカメラ

貝の標本写真を、ある程度の質で、かつある程度スピーディに撮るには何が最適なのだろう。
今までは、一眼レフにマクロレンズをつけて、絞ることによって被写界深度を深くして撮影していた。でも貝は奥行きがあるので、いくら絞ってもなかなか手前から奥までピントが合わない。それを解決できるのが深度合成で、コピースタンドについている微動装置でピントをずらしながら撮影し、Photoshop等で合成すれば手前から奥までばっちりピントの合った写真になる。しかし、これは手間がかかりすぎて数をこなすのはつらい。
これを解決できそうなのが、本体に深度合成機能のついている一眼レフカメラ。ピントをずらしながら撮影する機能(フォーカスブラケット)がついているカメラはそこそこあるようだが、深度合成までやってくれるカメラはかなり限定される。調べた範囲では以下。

このうち、E-M1Xはハイエンドモデルでお高いので手が出ない(ボディ371,800円)。一方、E-M5 Mark IIIは3機種の中ではお値打ちなのだけど(162,800円)、深度合成は8コマ限定。概ねそれで撮影できるのだろうとは思うのだけど、一番重視したい機能に制限があるというのは気がかりだ。となると、お値段はそこそこするけど(217,800円)深度合成が3~15コマ選択可のE-M1 Mark IIが最適ではないかと思う。
しかし、写真の質の差と見合うだけの金額かというと、どうだろう。
何か助成金もらえないかな〜