蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

自分の仕事をそっちのけで、お茶部屋もといコンピュータ部屋に置いてあったKTMRさんの論文の原稿を読み、突っ込みを入れる。後輩に「研究室の伝統を絶やさないためにやってるんですか」などと聞かれた。確かに論文の原稿をお茶部屋に置いておいてコメントをもらうというのは、うちの研究室の伝統と言えるだろう。そして、外部から来た人から見ると、廃れつつあるその伝統を少数の人たちが必死に守ろうとしていると映るのかもしれない。でも、別にそんなことを考えてやっているわけではなくて、単に自分が卒論や修論を先輩方に見てもらったから、今度はお返しをしたいし、それによって次回もまた自分の論文を見てもらえるのではないかと期待するからである。行動学でいうところの間接的互恵性というやつだろうか。
あと、単純に突っ込みを入れるのが楽しいというのがある。うまく説明できないが、あら探しが好きというか<いやなシュミだ。
え?自分の仕事はどうしたって?・・・やっぱり単に現実逃避かも知れない。