蝸牛の歩み

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虫のフンだった!…古墳石室の土粒、学者ら「まさか」

古墳の横穴式石室を中心に各地の遺跡で出土し、五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を願う儀式に、米の代用品として使われたと推測されてきた謎の土粒が、実はカブトムシかコガネムシの幼虫のフンだったことが28日、奈良県桜井市教委の調査でわかった。
(中略)
同様の土粒は、約20年前から、遺跡で出土することが知られ、「米粒状土製品」「擬似米(ぎじまい)」と命名され、儀式の際にまいたと解釈されてきた。今回の成果で、これまで出土した「擬似米」の見直しも迫られそうだ。

20年間誰も気づかなかったんでしょうか.というか気づけよ…….考古学者になるような人って子供のころカブトムシを育てたりしてないんですかねぇ.あるいは自分たちだけで「儀式に使ったんだろう」とか勝手に想像してないで,どっかに科学的な分析を依頼すれば分かったんじゃないかと.