デジカメ新製品
キヤノンPowerShot S2 ISが発表された(ITmedia記事).今使っているOLYMPUS C-2100UZ の後継にちょうどいいかも知れない.このC-2100UZはズームが強力なのは気に入っているのだが,植物の緑色がきれいに出ないのでネイチャーフォトにはよろしくないのだ.あとは画素数が210万画素とか,ストレージクラス非対応*1とか,CAMEDIA Masterで画像をダウンロードすると取りこぼしがあるとか,不満は多い.
PowerShot S2 ISの気に入った点は
- 光学12倍ズーム
- 手ぶれ補正
- 電子ビューファインダー(
視度調節機能がついているかが不安視度調節機能つき) - 単3形ニッケル水素電池
- 500万画素
一方嬉しくない点は
- SDカード(コンパクトフラッシュとスマートメディアしか持ってない)
- フィルター径58mm?(クローズアップレンズφ49mmしか持ってない)
- でかい(いっそ一眼レフを買った方がいい?)
競合する製品としてはコニカミノルタのDiMAGE Z5(amazon)が挙げられる.この機種も上記の「気に入った点」を全て満たしている.迷うところだが外観があまり好きじゃない.店頭で操作性を比べてみないと何とも言えない感じだ.フィルターはφ52mm.
PanasonicからはDMC-FZ20やDMC-FZ5(amazon).FZ5は小さくて軽いという利点はあるが,逆にホールド性は悪いかも.単3電池が使えないのがいまいち.
OLYMPUSはC-770UZというのがあるが,手ぶれ補正がないので却下.
なお撮影対象は,フィールドでのカタツムリのマクロ撮影,山歩きでの動植物のマクロ撮影や風景撮影,室内での標本マクロ撮影,その他スナップ等.マクロでよく撮るわけだが,単に接近して大きく撮れればいいかとそうでもない.昆虫や小動物を撮影するときはあまり近寄れないし,ストロボの光がなるべく正面からあたるようにするにも,ワーキングディスタンスがある程度欲しい.これはC-2100UZ+クローズアップレンズで実現できていたのだが,上に挙げたような製品では可能なんだろうか?C-2100UZを買ったときにはHNUE師匠にいろいろ教えてもらったが,最近研究室に来られない.まあ発売まで時間があるし,しばらく一人で悩んでみよう.