蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

メガネ

一週間前に注文していたメガネができあがってきた.以前はレンズの大きなメガネだったが,今度は細いメガネにした.店員さんが「そんな大きなメガネじゃだめですよ」というし,ちょっと今風のにしてもいいかなと思ったのだ.はじめから分かっていたことではあるが,レンズが小さい分はっきり見える範囲が狭い.今までは視線移動だけで見えていた部分が,首を動かさないと見えなくて不便だ.パソコンの画面を見ているときの手元の書類,ご飯を食べているときの食器,自転車に乗っているときのサイクルメーター,トイレでの手元…….
特に危ないと思うのが,自転車で走っているときの後方確認である.京都の町中で自転車に乗って車道を走っていると,路上駐車やタクシーの停車などによって右側に車線変更しなければならない場合が多く,右後方を振り返って目視確認をする必要がある.そのときに今度のメガネではちらりと振り返っただけでは確認ができないのだ.だからといって大きく振り返っていては前方への注意がおろそかになる.
一つ予想外だったのは,縁なしなのに縁が気になること.レンズが小さい分,縁があっては視界の中に入って気になるだろうと縁なしにした.ところが蛍光灯の光や太陽の光などを反射してキラキラ光るのでとても気になる.
まだ慣れないからというだけかも知れないが,やはり店員に何と言われようとレンズの大きなメガネにすればよかっただろうか.