蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

朝霧


5時前に目が覚めると,朝霧が立ちこめていた.美しい風景に出会えるのではないかと期待して,出かけてみた.今日の霧は低いところにたまるのではなく,高いところにだけ出ていた.そのため,棚田を見下ろす撮影ポイントに行ったら完全に霧の中で,真っ白だった.

あちこちでこんな「ハサ場」が組まれている.コンバインを使わず,昔ながらの「ハサ掛け」をするところもまだ残っているようだ.

帰り道,タヌキが車にひかれていた.持って帰ろうと思ったのだが,ダニがわらわらとうごめいているのと,お尻からはウンチがはみ出しているのをみて,放置して帰ってきてしまった.骨を取ろうにも頭蓋骨骨折してそげだったし.

さらに,猛禽がロードキルのウサギを食べているところにも遭遇.このときは車で近づくとすぐに飛び立ってしまった.ところが昼頃に館に行くと,トビの幼鳥が持ち込まれていた.路上でウサギを食べているところを車に轢かれたのだという.場所もまさにそこ.あのときウサギの死体を回収していれば,こんな事故は起きなかったろう…….エサを取り上げるのはかわいそうと思ったが,逆にかわいそうなことになってしまった.