蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

シンポジウム

湿原の保全に関するシンポジウムを聞きに行った。

うちの博物館でも、2年くらい前に同じようなテーマのシンポジウムがあったような気がしなくもないが、当時は入ったばかりだったこともありパネリストも内容もよく覚えていない。ただ、現状の問題点や対策については、当時も同じことを言っていた気がする。

ひとつ気になったのが地すべりと崖崩れの混同。「地元の人に聞き取り調査を行ったところ、ここ100年くらいは崖崩れが発生していないだろう」という。従って、現在の湿地は100年くらい現在の姿で存続していると推測していた。しかし、他のパネリストから指摘があったが、崖崩れよりむしろ地すべり(wikipedia:地すべり)が湿原の成因と考えられている。ということは、聞き取りの結果自体があまり意味がなくなるのでは……。