蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

生態学会

生態学会のプログラムをよくよく見ると博物館の自由集会以外にもいくつか面白そうな発表があるので、やはり生態学会に行くことに。新幹線に乗っている間に、そういえば大津市といえば院生時代のフィールドが近いということに気づく。フィールドの写真がなくて困った記憶があるので、急遽、写真を撮りに行くことに。

そんなこんなで着いたのはポスター発表のコアタイムが終わる頃。でもまだ人が結構いて、知り合いにも何人か合うことができた。その後、口頭発表。聞いた中では、某移入種の国内での遺伝的多様性が高いというのが印象に残った。不思議なこともあるものだ。次に、市民調査の自由集会。どこの博物館も未整理の標本があふれているのね……。それの整理がパラタクソノミスト養成の目的(のひとつ)とは知らなんだ。博物館の生態学を少しだけ。N井さんの発表の途中で失礼させてもらう。

瀬田駅で改札をくぐったところで、列車が遅れていることを知る。そのとき、いったん京都に戻って新幹線に乗ることを決断すればよかったのだが、無策にもそのまま米原に向かってしまう。米原についたのは、連絡する新幹線が発車して1分後だった……。米原に停車する新幹線は少なく、それを逃すと次は40分後。駅の中では弁当も売っておらず、食料を求めて途中下車してコンビニを目指すも、つぶれていた。踏んだり蹴ったり。近くにほっかほか亭があって助かったが、先客が大量に注文していてえらく待たされた。いやはや。