蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

根潜り

アマモの新鮮な打ち上げを狙って隣県へ。30分以内なら無料の駐車場に車を駐める。以前は1時間無料だったのだが……。砂浜のある海水浴場へ行くと、狙い通りアマモが打ち寄せられていた。

アマモを熊手で掃除していたおじさんは、「このモク(=アマモ)すげえなぁ。昨日まではこんなことなかったんだけどなぁ」と言っていた。「ならい風」(東風)が吹くと打ち寄せられるそうだが、こんなに打ち寄せられたのは今年2回目だそうだ。「ならい風」は天気が悪くなるときの風だそうで、実際雨が降ってきていた。「今のうちにやっておかないと砂の中に潜り込んでしまう」ということで、満ち潮の時に波に持って行かれるよう、波打ち際に熊手で寄せていた。アマモは肥料になるため、昔は「モク戦争」も勃発したなど、いろいろお話を伺った。
さて、波打ち際のアマモを丹念に見ていくと、狙っていたものが見つかった。また、葉っぱの表面には傘貝型の生き物が。何だこれ?