蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

忘年会part3

おいしい日本酒があるというので,同じフロアで行われた系統の忘年会に顔を出す.夕食は食べていたので,お酒をちょっと味見させてもらうだけのつもりだったのに,結局つまみもぱくぱく食べてしまった.酒は醸し人九平次黒龍,焼酎の百年の孤独.個人的には黒龍が一番おいしかった.
系統のYMZKさんと話したが,この業界の就職難の話になり,まわりが楽しげに飲んでいるのに一角だけ沈んだ空気になる.少子化によって大学その他教育関係は経営難になり,人員は削減される.その一方で就職できない博士持ちはどんどんプールされていく.YMZK仮説によると,団塊の世代の食い扶持を確保するために大学院の定員を大幅に増やしたのが原因ではないかとのこと.希望としてはそろそろ団塊の世代が退職する時期にさしかかっているということがあるのだが,抜けた分だけ上に若手が補充されるとは限らず,3人退職しても1人しか補充されないというようなことは十分ありうる.この1人になれればよいが,巷にあふれる研究職希望者の多くは……どうやって食っていけばよいのだろう?