蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

センター試験

[id:kensuke_nakata:20050116]を見て興味をそそられたので、新聞に載っていた国語I IIの問題を解いてみた。自分がこの10年で経験したことが小説の読解力にどう影響しているだろうと思ったのだが、どうも自分の場合は人生経験が不足しているらしいということを思い知った。点数は160点であり、現役のときより悪いように思う。あー、でもid:kensuke_nakataさんが解いたのは国語Iなのかな?
問2の、パリで芸術家になることをあきらめて日本に帰った「私」と、パリで芸術家を目指している妹の話は、ちょっとどきっとする部分があった。パリを京都に、芸術家を研究者に置き換えてみるとどうだろう?キャフェ(学食)でたむろしている連中ってひょっとして自分のことじゃないか。
ついでに、jeconetで話題に上がっている生物の生態分野の問題も見てみた。島の種数の問題は、自分が間違ったから*1言うわけではないが、難易度高すぎではないだろうか。カメムシの問題について、「問4、問5は、専門の研究者でも正解を絞れない」とする意見があったが、正解以外の選択肢は明らかに否定されるし、知識と考察力の両方が必要な良問じゃなかろうか?

*1:「三番目に多い」というのを「種数が三番目の」と勘違いした