蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

琵琶湖博物館企画展示 歩く宝石「オサムシ」

超虫バカスタンプ

琵琶湖博物館で行われているオサムシに関する企画展に行ってきた.単に遊びに行ったわけではなく,何かインスパイアされるものがあるのではないかと思ってのこと.
展示内容:

  • 生態展示.
  • 入り口は「オサムシになったつもりで落ち葉に潜り込む」イメージ?太った人は通れなそうな幅だったけど,ちゃんともう一か所入り口が設けてありました.
  • 最初に「落ち葉をめくってオサムシを探してみよう」コーナー.男の子*13人組がわいわい言いながらめくっていた.オサムシ視点の映像もなかなか面白い.
  • まずは食性だったかな.巨大カタツムリが!あとマイマイカブリのかぶりもの,巨大ミミズなど.
  • 次ににおい.洗浄瓶に3種類のにおいが入っていてかぐことができるようになってました.合成したにおいだったのかなぁ.
  • それから「なぜ飛べなくなったのか」.映像を交えて解説.
  • その他雌雄の見分け方,口のつくりなど.
  • 次の部屋はファーブル昆虫記からいくつか紹介.
  • そしてお絵かきコーナー.
  • 手塚治虫の手帳や同好会誌の展示.
  • 世界のオサムシ,日本のオサムシ.多数の標本を展示してあった.
  • 同定クイズ.検索表と照らし合わせながら,写真のカードを同定するというもの.
  • 「秘密の扉」だったかな.外見がよく似た種類でも交尾器を見ればわかりますよ,という話.でもどこを見ればいいかが分かりにくいかも.
  • かなりのスペースを使って,滋賀オサムシ研究会の紹介.映像展示,標本展示,分布図を使ってのクイズ,エピソード紹介など.エピソード紹介が面白かったです.「他の人が仕掛けたトラップを見つけたら,中身だけ抜き取るのが正解」って……
  • 最後に採集法,飼育法などの解説.

企画力というか発想力というかはさすがですね.決してマニアックになりすぎず,子供も楽しめる内容だったのではないかと思います.

*1:といっても高校生くらい?