蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

18きっぷの旅

直江津駅の待合室

直江津の待合室は,夜も開いていて暖房完備.また最近では珍しく横になれるような椅子だった.駅泊に関する本「STB*1のすすめ」では,

(xnissy注:横になることが)絶対不可能超嫌がらせ的なものが出てきた。「最悪いす」(©坂本正憲)と名付ける。

と書かれているが,もはや多くの駅の椅子がこのタイプに置き換わってしまったように思う.ところが,直江津駅の場合は95年の時点では「個人いすで横になれな」かったのが,横になれるタイプに改善されたらしい.他の数人といっしょに横になって朝を待つ.しかし,3時間くらい微睡んだところで寒くて起きてしまった.

6時すぎに売店が開いたので朝食をとり,始発の鈍行で直江津を出発した.富山駅で乗り換えて金沢へ.10時ごろだが早めの昼食をとる.97年ごろだったか,高山植物実習で立山に行く途中,金沢駅の待合室で夜を明かしたことがある.そのときは待合室にたくさんの人が同じように始発を待っていたが,今は「防犯のため0〜3時までは閉鎖」となっていた.不便な世の中であることよ.ただ,「電車の乗り継ぎなどでご利用のお客様は,駅係員までご連絡ください」とのことなので,ひょっとすると開けていてくれたりするのだろうか.ただ,椅子は横になれないタイプに変わっていた.

福井,敦賀を通って16時ごろ京都駅に着く.疲れた……

*1:ステビー.station bivouacの略.