蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

某学会

学会という名前はついているが、普通の学会ではない。実際はうちの館が主催するシンポジウムのようなもの……かな?イマイチこの学会がナニモノなのか把握できていない。

ともあれ、朝から準備に駆り出される。会場に向かう途中、ロードキルにあったタヌキを発見。頭部を轢かれており、頭骨が砕けていたのでほねほね団的には面白くないのだが、哺乳類・鳥類の寄生虫を研究している人が新鮮な死体を欲しがっているらしいので、拾って帰って冷凍しておいた。

午後。受付を担当。主催者だろうが発表者だろうが名簿に名前を書いてもらえというカカリチョーの指示。発表者はかなり面食らっていたような。

4人の方が講演。4人目の演者の「10億円かけて土砂崩れの災害復旧工事をやるより、数万円の補助金を出して休耕田を水田にすれば土砂崩れ予防にもなるし景観保全にもなるでしょ」という話が印象に残っている。確かに予防という視点は欠けてるよね。

あとキーワードは地産地消か。田舎でも地産地消ができていないという話は耳が痛い。自分も鹿児島産のゴーヤとか宮崎産ピーマンを買ってるもんなぁ。よく言われることではあるが4里四方でとれた旬のものを食べるよう心がけよう。無駄なエネルギーを使わなくてよいし、地元のためにもなるし、健康にもよいはず。

その一方で有機栽培だとか棚田で差別化すれば、都会のデパートで高く売れる、という話も。あれ、さっき言ってた地産地消となんか矛盾してない?ま、そんな重箱の隅をつついてもしょうがないか。

夜は琴の演奏会を聞いた後、懇親会。なんか色々しゃべって刺激を受けたような気がするのだが、酔っぱらっていたのでよく覚えてない。だめじゃん。