蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

母の葬儀。

基本的には葬儀屋の言うとおりに粛々と進行した。

ただ、想定外だったのは母へのメッセージを書いて皆の前で読んでくれと言われたこと。それまでは平気だったのだが、手紙を書いていたら涙が出てきて参った。これはとても読み切らん、と思って代読をお願いした。しかし代読されたのを聞いていたら、こっぱずかしくてしょうがなかった。やはり自分で読むべきだったか。

火葬、拾骨もすみ、4時ごろに終了。位牌、骨壺といっしょに帰宅。

祖母や親戚は帰ったので、父と2人で夕食を食べた。確かカボチャの煮付けなど冷蔵庫の残り物を食べたのではなかったかと思う。

夜、母の持ち物の整理。ハンドバッグを開けてみると、われわれからするといらないものがたくさん出てきて、父と2人あきれる。何だったかなあ。ポケットティッシュ、ハンカチ、古い領収書とかそんなんだったかなあ。

ああ、しかし自分が死んだら、誰がこのモロモロを始末するのだろう。「HDDのフォーマットと同人誌の焼却」じゃないけど、見られて恥ずかしくないようにしなきゃ死に切れん。