蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

干潟の観察会

「潮干狩りで生きものを探そう」というタイトルで観察会を行った。

普通こういうイベントのインストラクターをやるときって、先輩学芸員にサブでついていってやり方を把握し、次に自分がメインで担当するものじゃないかと思うんだけど、今回はいきなりメイン担当。ま、一度下見はしたし、全職場でさんざん自然観察会はやっていたのでいいんだけどね。受付など事務的なことはサブのひとがやってくれたし。

以前は「干潟の生き物観察」とかそんな感じのタイトルだったのを、「潮干狩り」をタイトルに入れた途端に申し込みが急増して抽選しないといけないほどになったという。キャッチーなタイトル重要。

今回はひとつ大失敗があって、時間設定を間違っていた。干潟なので当然干潮の時間でなければならない。ところが、干潮が過ぎてからの3時間を観察会の時間にしていたのだ。前任の学芸員が設定したのだと思うが、チェックできなかった私の責任でもある。おかげでどんどん潮が満ちてきて、陸の方に撤退しながらの観察会になった。最後にはだいぶ早めに観察会を切り上げることになってしまった。

あと、あの場所は駐車場がないのが問題。パトカーがまわって、さらにはハンドマイクを持って干潟を歩いて駐車違反の警告をしていた。サブの人が警官に確認したところ、イベント開催者が駐車場を確保してくれとのこと。そうは言っても駐車場がないのだから難しい。駐車違反にならない堤防はすぐいっぱいになるし。来年は場所替えも検討せねばなるまい。