蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

よろしいか。

役所というところは−いやまあ役所だけじゃなくて会社もそうなのかもしれないけど−何をするにつけても決裁というのをとらないといけない。で、決裁には以下のような「伺い文」というのをつける。

このことについて、別紙案の通り○○してよろしいか伺います。

これが何とも面倒なのだ。新入職員的には「意味が通じりゃいいじゃん」と思うのだが、ちょっと様式から外れるだけでクレームがつく。このあいだは読点が抜けていると言われた。今日は「〜してよいか伺います。」と書いていたら、「よろしいか伺います。」じゃないとアカンと言われた。

さらにはローカルルールがあって、本庁で受けた研修では「〜よろしいか。」という例が出てきたのに、そのとおりうちの課で書いたら、「『〜よろしいか伺います。』か『〜よろしいか(伺い)』のどちらかでないといけない」なんて言われるのである。

なんで「よろしいか」なんて普通の会話じゃ使わないような言葉を使わないといけないんだろう……