蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

胡麻貝の肉抜き

胡麻貝は名前の通り、胡麻粒ほどの大きさの陸貝。DNA用液浸標本をつくる&きれいな殻標本をつくるために、肉抜きに挑戦した。双眼実態顕微鏡下での作業。

最初の1個はピンセットで挟むときに破壊してしまった(泣)。

次は左手の指でつまみながら、右手のピンセットで肉を引っ張ることにした。しかし、途中で切れてしまった。一応、フタの摘出に成功。あまりに小さくて、すぐ見失いそうになるけど。

次からはもうフタの摘出はあきらめた。そして、いくらやっても途中で身が切れてしまう。注射器で水を噴射しようにも小さすぎる(一応やってみたけどうまくいかなかった)。遠心分離もちょっとねえ。結局、いつものエタノールで脱水という方法になってしまった。

これの肉抜きができるようになれば一人前と言うけど(ほんまか?)、道のりは長そうだ。