蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

テレビ取材

ケーブルテレビが今開催中の干支展の取材にきた。今日は半分体制で展示担当者が休みだったので、インフォメーションの私が対応。
しかし、テレビカメラを向けられて「では、今回の展示の目玉は」と聞かれて詰まってしまった。今回は各分野からウシに関係ある資料を持ち寄ったもので、これぞという目玉がある展示ではない(と思う)。でも何か挙げるとしたら民芸的なものより生き物がいいだろうけど、一般人は何を宣伝すれば見にきてくれるのだろう、と考えながら話し始めたら途中でよくわからなくなった。まあ、後から考えれば、「この化石は普段は収蔵庫に保管されていてご覧いただくことができませんので……」とか「カタツムリやカミキリムシのようにウシとどういう繋がりがあるのだろうと不思議に思うものもありますが、その答えは博物館で……」とかいくらでも答えようはあったのだろうけど。
学芸員やってるからにはこのくらい普通にこなせるようになりたい。