蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

R干潟

前行ったときは二枚貝の殻が累々と落ちているばかりだったR干潟。なんでも昨年秋に貧酸素水塊が発生して大ダメージを受けたらしい。なので、ベントスがあまりいなくてイマイチな干潟というイメージを持ってしまったのだが、実はアマモ場があるという。
海に出られる場所が限られていて、以前はその周辺しか見ていなかった。今回はそこから海岸をひたすらT川河口へ向かって歩いていった。すると、確かにアマモが生えていた。潮が引きすぎていて水中写真が撮りにくかったので、満ち始めてから撮影しようとしたのだが……

潮に乗って浮遊物が流れてきたり、もっと大きなアオサなどの藻が流れてきて具合が悪い。うむむ。潮が止まっているときに撮るのが水中写真のコツのようだ。

砂を掘ると、こんなやつが出てきた。ウミナナフシ類だと思うけど、タナイス類かもしれない。写真を撮ろうとするとすぐ砂に潜ってしまうシャイなヤツ。数枚撮影したのだが、背景の砂は黒っぽくて体が白っぽいため、全て露出オーバーだった。あとでカメラのマニュアルを確認すると、Optio W80でもちゃんと露出補正はできるし、測光方式をスポット測光にすることもできたようだ。マニュアルを通読して覚えることは難しいので、こうして失敗しつつ必要な機能を覚えていくしかないのだろう。

追記

最後のやつはウミナナフシ類でよさそう。図鑑にはウミナナフシしか載っていなかったが、ウミナナフシの仲間は日本に25種ほど知られているのだそうで、種はわからない。