蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

麦味噌づくり

自分で味噌をつくってみることにした。前の職場では手作りの味噌で大根煮をつくっていて、それがなかなか美味だったのだ。一度ぜひ味噌作りイベントにも参加したかったのだが、その前に今の職場に移ってしまい、それが心残りだった。こちらに来たら市内に麹屋もあるし、調べてみたら意外と簡単そうだったので、チャレンジしてみることに。

作り方、分量は主に池田屋醸造を参考にした。

できあがりの量 5kg
麦麹 2kg
大豆 約1kg
640g
豆の煮汁 940cc

買い物

まずは、麹屋で麦麹を購入。1kg750円を2袋。お金を払ってから店の主人との会話で、

主人:麦味噌をつくるときは普通は大麦の麹なんだけどねぇ
私:えっ、これは大麦じゃないんですか?
主人:これは小麦

うーむ、小麦でつくるとどんな麦味噌ができるのだろうか。それにしても、麦味噌をつくりたいというのは最初に言っていたんだから、「小麦だけどよいか」と聞いてくれてもいいのに。

麹屋から車を止めたところに戻る途中にたまたま米屋があって、覗くと大豆が売っていたので1kg購入。最初「キロじゃなくて合で言ってくれ」と言われた。なるほど値札を見ると1合130円と書かれていて、1合升が置いてある。しかし、こちらも合でと言われてもわからないので、1合何グラムか計って計算してもらった。7合購入。

前日

大きな鍋がないので、鍋を2つ用意。たっぷりの水に大豆を浸けておく。

当日

一晩たつと、大豆が水を吸って膨れていた。ここから5時間程度煮る。圧力鍋が欲しい……

豆を煮ている間に、麹と塩(少し残しておく)を混ぜる。

豆が柔らかくなったら、袋に入れて足で踏みつけてつぶす。

つぶした豆と麹を混ぜ、豆の煮汁を加える。ボウルが小さいので半量ずつ混ぜた。

「空気を抜いて丸め、味噌玉をつくる」というのだが、どうも柔らかすぎて玉にならない。水が多すぎたかと不安になる。ハンバーグの生地と同じくらいと書かれているページもあるので、大丈夫なはず、と自分に言い聞かせる。

ともかく、塊にしたものを、容器に叩きつけるようにして詰めていく。叩きつけるときに汁が跳ね返るが、こんなものなのかしらん?

表面に残りの塩を振り、空気が入らないようにしながらラップをかけ、1kgの重しをのせる。ふたをして完成〜
食べ頃になるのは夏以降らしい。ちょと不安な部分もあるが、楽しみだ。