蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

脱フレーム

うちの館のウェブサイトではフレームを使っているのだが、他課から「特定のページにリンクしたいのだができない」という指摘をいただいた。確かにこれはフレームを使っていることによる弊害で、リンクだけでなく特定ページのブックマークもしにくいという問題がある。

ちょうど、ブログ検索をしていたら「今となっては珍しいフレームを使ったページ」などと紹介されていたこともあり、フレームをやめることを検討してみた。

  • メニューはなくす。各ページにトップページへのリンクやパンくずリスト程度は用意する。
  • CMS(コンテンツマネージメントシステム)を利用する。メニューをつける。管理が大変?(学芸員が誰でも管理できないといけない)
  • 親フレームをページ毎に用意する。フレームを使ってはいるが、上記問題は解決する。うちの市の美術博物館が採用している方法だが、ページ数が多くなると作業が面倒。

まずは他館の状況を調査。前の職場ではXOOPSを使っていたことから、CMS全盛なのかと思っていたが、意外と静的なhtmlを使っているサイトが多い。そういったサイトでも、全ページに共通のヘッダが使われていたりする。仮に手作業で入れているとすると大変なので、ソフトを使っているのだと思うのだが、metaタグのgeneratorが書かれていないので何を使っているかわからない。

調べてみたところ、Dreamweaverのテンプレート機能を使えば、共通部分を1つのファイルとして登録し、それを変更するだけで全てのページが更新できることがわかった。

サイトのページが多くなってくると共通部分に変更がかかると全てのページを更新しなければならず、かなりの手間になります。DWでは「テンプレート」と言う機能があり、共通部分を1つのファイルとして登録しそのテンプレートを使用したページはテンプレートファイルを変更するだけで全てのテンプレート使用ページが更新されるという便利な機能があります。

http://www.geocities.jp/haku1569/web/hpb/dm/insert/0002.html

ホームページビルダーで管理している場合、メニュー(目次)の一部に変更が生まれた場合や、全ページの共通部分(ヘッダーやフッターなど)、デザインなどに変更が生まれた場合、全てのページを更新する必要があります。つまり、100ページあるならば、100回の更新作業が必要になるわけです。これは今までのホームページ更新作業では当たり前のことでした。ですが、Dreamweaverにある「テンプレート」機能では、この作業が1回で済むようになります。Dreamweaverには、「ページの共通部分」と「共通でない部分」を分けてテンプレート化させる機能があるのです。そして、テンプレートをそのサイトごとに管理しているのです。

ホームページ制作のお手伝い>ホームページ制作ソフト選び −湘南・藤沢のホームページ制作会社 彩工房−

ホームページビルダーにもテンプレート機能があるが、名前だけ同じでそんな便利なことはできない。

しかしDreamweaverの機能のページを見ても、せっかくの売りが全く紹介されていない。それどころか初っ端から専門用語の羅列で、初心者お断りな雰囲気が醸し出されている。果たして使いこなせるんだろうかと不安になってしまう。