生態学会
遠方だったり仕事だったりで最近参加していなかったが、久しぶりに生態学会に参加。といっても発表はなしなので気楽なもの。
- カタツムリを捕食する外来種の陸棲プラナリアは、カタツムリの這い跡をトレースする。ただし、這った方向は分からないらしい。赤外線カメラで撮影したということなので、その映像があったらよかったのに。限られた発表時間では難しいか。
- チゴガニの移植実験。そんなことしていいのか、と一瞬思ったが、水槽を埋めてそこから逃げ出さないようにしていたようだ。伸脚型wavingをする個体がいるか、今度観察(撮影)してみよう。
- コウノトリのために川の高水敷を削って浅瀬をつくったという話。さすが国交省。
- マイマイのサイズとマイマイカブリの形態に対応がみられるという話。もっと詳しく聞きたかった。
- 干潟のベントスを市民参加で行う場合、8人で表層15分、穴掘り15回でいい結果が出るらしい。モニ1000で見つからないような稀産種がこの方法では見つかる。一方、多毛類や小さな種は見つかりにくいとのこと。Room Hも聞きたかったのだが、残念。
- 懐かしい面子に会えた。
建物間を行ったり来たりしなければならず、しんどかった。移動に時間がかかるため、どうしてもイントロを聞き逃してしまうことに。会場配置はもう少し何とかならなかったのだろうか。