新種のカニ
千葉県立中央博物館などの研究チームは5日までに、東京湾の干潟で新種のカニを発見したと学術誌に発表した。同県木更津市の盤洲干潟で発見したため「バンズマメガニ」と命名したという。
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014050501001754.html
ゴカイの仲間の巣の中に生息しているという。こちらでも探してみたいと思うのだが、何というゴカイだろう。記載論文に当たろうと思ったのだが、雑誌名が書かれていない。なんて不親切な記事なんだ*1。また、千葉中央博のウェブサイトや千葉県のウェブサイトを見ても、プレスリリースが見あたらない。紀要にもない。
ゴカイの巣穴に隠れてすんでいるカニとしては、ツバサゴカイの棲管内に共生するオオヨコナガピンノやラスバンマメガニ、ウチノミカニダマシがいるそうだ。また、ムギワラムシの棲管内に共生するヤドリカニダマシなども知られている。今度から、ゴカイの仲間の棲管をチェックせねば!