蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

教員を手伝うことに対する報酬

院生でも、教員に対して「無償の奉仕は美徳」という「美しい」考えを決して持たないでほしい。自分か研究・教育面で教員を手伝ったのなら、正当な報酬を堂々と要求すること。

幸いにしてうちの研究室では「無償の奉仕は美徳」という雰囲気はなく,教員の側が有償で手伝いを募集することが多いですね.例えばセミ取りバイトや,実習のTA,シーケンスなどの実験手伝いなどなど.これらは明らかに教員の仕事を手伝っているので報酬をもらうのは当然だと思います.

# 以下は元の話とは方向がずれます.悪しからず.

では,研究室運営に関する仕事をする場合に報酬を要求することはできるのでしょうか?ゼミの運営にあたるゼミ係や廃液処理を行う廃液係などは,本来学生が行う仕事であり,報酬を受け取る性質のものではないと思います.一方で僕がやっているネットワーク係(サーバ・ネットワーク管理)はどうでしょう.これもある程度は学生がやるべき仕事かも知れませんが,他の係と異なる点として「LANの管理者である教員の仕事を一部代行している*1」「専門的知識を必要とする(そのため簡単には交代できない)」「負担が重い」といった点が挙げられます.これらの観点から対価を要求してもいいのではないかと思ったりするのですが……*2.いくらが適当かとかどこからお金を出すかとかは難しい問題かもしれません.外部に委託したらどのくらい取られるかを基準にすると,えらいことになりそうです(汗).

*1:と言っても「LANの管理者」がやらないといけないのはメディアセンターへの申請ぐらいのもの.それ以外のサーバ管理なんかは「LANの管理者」である必要は全くない.

*2:今はどうなっているかはここには書けませんが