蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

米の試食会

無農薬無施肥不耕起の自然農法で田んぼをやっている方からお誘いをいただき、お米の試食会に参加させていただいた。その方の田んぼの米は、一俵18万円で売れるのだという。普通一俵3万円前後だそうなので、6倍である。果たして6倍うまいのかどうか、食べてみようじゃないかというわけである。

試食は、4人の方の作った米を順番に食べ比べるという形式で行われた。まず最初に無農薬・無施肥を始めて1年目の田んぼで採れた米。十分にうまい。ただ、微妙に炊き方に失敗したような感じ。実は炊飯器を一度に使いすぎて、一度ブレーカーが落ちてしまったのだ。そのせいかもしれない。次が低農薬米だったかな。先ほどとは味が違うことは分かるが、どちらがおいしいかと言われると難しい。その次が古米。やや黄色味を帯びているが、味は悪くない。その次が一俵18万と評価された田の米。甘みがあり、やはり一番おいしかった。最後に一俵18万の昨年の米。炊飯器ではなく釜で炊いたため、お焦げができていたり水加減が違ったりして比較が難しいが、「うーむ、これが18万の米か……」とうなるしかなかった。

とにかく結果としては、味に違いはあるけれども、この地域の米はうまいということである。

余談だが、NHKの取材が入っていたので、ひょっとするとちらっと映ったりするかも。いつの何という番組かは不明(^^;;