蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

ジャンボ田螺の駆除

夕方テレビを見てたら外来種の話をやっていた。その中で、ジャンボ田螺の駆除に取り組んでいる岡山県の事例が紹介されていた。水田の稲の苗を食べてしまうジャンボ田螺を駆除するために、効果的な方法があるという。ははーん、合鴨農法か、と思ったが微妙に外れだった。

ジャンボタニシに対してもアイガモは有効なのですが、
田植え直後、苗が小さいうちにアイガモを入れると、
アイガモは目の高さのものをついばむ習性があるので、
アイガモが苗を食べてしまう危険性があります。
それに、まだ根が張ってない苗をアイガモが倒してしまうことも…。
そのため、アイガモ農法の場合、アイガモを入れるのは、
苗がアイガモの目線を越えるまで成長してからなのです。

でも、ジャンボタニシが悪さをするのは、
アイガモを田んぼに放せないこの期間。

なるほど、合鴨じゃダメらしい。上記ページでは合鴨の代わりにコイを使う農法が紹介されているが、テレビではアヒルを使っていた。ヒナのうちにエサにジャンボ田螺の卵を混ぜてやると、育ってからもジャンボ田螺の卵を好んで食べるようだ。大きくなったアヒルを水路に放つと、水路の壁面についたピンクの卵をさかんについばんでいた。エサに卵を混ぜるというのは面白いアイデアだと思った。