蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

狩り

京都方面からの要望により、せみ狩りをした。

京都では構内や哲学の道沿いを歩きながら、だいぶ苦労して集めた記憶がある。まぁ、あれは実習用に個体数が必要だったというのもあるのだが。こちらでは、かなりの密度でいるので、全然苦労しなかった。

その代わり、イラガの幼虫がそこここにいて気持ち悪かった。

画像検索すると、アオイラガの幼虫のようだ。触らないように注意していたつもりだが、どうも足首がかゆい。かくとちょっと痛みがある。靴下、靴をはいていたのだが、その上から何かの拍子に触れてしまったのだろう。さらに、一度背中に何かがぼとっと落ちてきたのだが、そこもかゆい。あれもイラガ幼虫だったのかも。

その公園では、ひとつ面白い虫を見つけた。木の幹をなにかゴミのようなものが動いていた。

よく見るとゴミではなく、背中にゴミを乗せた何かの幼虫だった。

大きなキバがあり、ウスバカゲロウの幼虫(蟻地獄)に似ている。ウスバカゲロウの仲間には、擬態で有名なコマダラウスバカゲロウがいる(海野和男のデジタル昆虫記)。これも雰囲気は似ているが、果たして何という虫だろう?