蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

秋の大潮

春の大潮は昼間によく引くが、秋から冬にかけては昼間は大して引かず夜に引く。そこで、撮り損ねたマテ貝の写真を撮るべくG市の干潟へ。マテ貝は市内の干潟でもいるにはいるのだが、密度が低いのだ。

干潮時刻の1時間ほど前に干潟に着くと、既によく引いていた。さっそく穴のあるところをスコップで掘り返すものの、外道ばかり。外道といっても、先日自分では採れなかった「ジャムシ」が採れたりしてうれしかったのだが、あとでよく見たら頭部がちぎれていた。しばらくすると、何やらライトを持った人が近づいてきて「何してるの」ととがめられた。どうやら地元漁協の人で、密漁を監視しているらしい。立ち入り禁止だと言われたが、看板にはアサリ等の採取禁止としか書かれていないんだけど……。仕方なく区域外に移動したのだが、それが結果的には大正解。ちょうどマテ貝が高密度で生息しているところに行き当たった。

漁協のおじさん、ありがとう。