蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

オーストラリア旅行:クランダ

ケアンズ滞在3日目。朝、6時前に目が覚めたので朝日をおがむことができました。


日の出

今日は、熱帯雨林のあるクランダ(Kuranda)観光に行きます。日本語のガイドブック等ではキュランダという表記をよく見かけますが、発音としてはクランダだそうです。

ホテルに迎えに来てくれたガイドさんに、バスに乗り込む前に「アボリジニのダンスショーと動物園と選べるのは、ダンスショーの方でよかったですよね」と聞かれました。え、そんなのいつの間に選んだっけ???突然のことで、夜に行く予定のジャプカイ・ディナーショーと混同してしまい「あ、はい、それで」と答えてしまったけど、よくよく考えるとクランダ観光とジャプカイは別のツアー。聞かれたのはお昼の予定のようです。で、動物園の方が魅力的だったので変えてもらいました。JTBが勝手に選んだのかなぁ?>ダンスショー

それはさておき、バスでスカイレールの駅へ。スカイレールというのは全長7.5km、世界2位の長さを誇るロープウェーで、世界遺産になっている熱帯雨林を上から眺めることができます。ゴンドラは6人乗りですが、ガイドさんと一緒だったので計5人で乗りました。ツアーの他の人たちは客同士で乗ったわけですが、私たちだけガイドさんの解説つき。ラッキー!


見渡す限りの熱帯雨林

上の写真、左上に雲の影が映っていますが、ガイドさんによると以前、雲の影を見て「森が蝕まれている」と言った子どもがいたんだとか。アニメか何かの影響かもしれませんが、面白い発想ですね。

終点のクランダターミナルには売店があり、本などを購入しました。そこからバスでレインフォレステーションに移動し、水陸両用車アーミーダックに乗って熱帯雨林を見て回ります。運転手さんは、とてもおちゃめというか、面白い方でした。


植物の説明をする運転手さん

途中の分かれ道で「こっちに行ったら植物の勉強をして明日からネイチャーガイドになれるコース。行きたい人?」と聞かれたのですかさず手を挙げたのですが、何人かしかいなかったので普通のコースに……。もし全員手を挙げてたら本当にネイチャーガイド養成コースに突入したのか気になるところです。


巨大シダ

途中でいきなり何かが頭に当たり、びっくりしたのですが、なんとマンゴーの実が落ちてきたのでした。運がいいのか悪いのか……。

ここで動物園組とダンスショー組にわかれます。我々は動物園を見学できるシールを服に貼り、小さな動物園「ワイルドライフパーク」へ。ここでもコアラ抱っこができますが、今回はパス(別料金だし)。カンガルー・ワラビーのえさやりはせっかくなので今回もやります。


前足を添えるのがかわいい

集合時間になり、「集合場所ってどこだっけ?」とさまよっていたら、入り口でユリシス発見!黒地に青のとてもきれいなチョウで、何でも3回見ると幸せになれると言われているそうで(この話の出所についてはケアンズEye!に……。コメント欄も興味深いです)。カメラを向ける間もなくあっという間に視界から消えて行きました。

迷ったせいで少々遅れながらも集合場所にたどりつき、昼食。食べた後はしばらく自由時間になり、服にシールを貼っていれば動物園を見学できるということで、結構じっくり見ることができました。


カソワリー


ガマグチヨタカ

レインフォレステーションからバスでクランダの村へ。ガイドさんのオススメに従って、まずはラムレーズンのアイスクリーム。


おいし〜

次に、これまたオススメのコーヒー屋さんでコーヒーを飲み、ついでに職場へのおみやげに粉も購入。このお店のご主人もパフォーマンスが面白い人でした。


これでもかとクリームを注ぐ

クランダからの帰りは、キュランダ高原鉄道に乗ります。ゴールドクラスの人とはお別れ……。ちなみにガイドさんは一般車両なので、我々はガイドさんのお話が聞けて記念写真も撮ってもらえました。


古い木造車両を改修して使用

途中のバロン滝で10分間の停車。急いで展望台へ……


雨期になったばかりで水量は少ない


TV番組「世界の車窓から」のオープニングで使われた場所

窓の外をずっと見ていたら、ユリシス(らしきチョウ)を何回か見ることができました。Freshwater駅で下車して、バスでケアンズに戻ります。

ロープウェイから、水陸両用車から、そして列車から熱帯雨林を楽しむことができましたが、森の中を歩いて、もっとたくさんの生き物を見たかったなぁ。