蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

オーストラリア旅行:ジャプカイ・ディナーショー

夕方から、ジャプカイ族というアボリジニの文化を体験できるディナーショーへ。正直に言うとあまり興味はなかったのですが、JTBのツアーでは昨日の「グリーン島とアウターリーフツアー」とこのディナーショーが抱き合わせになっているのです。車でTjapukai Aboriginal Cultural Park(音が出ます)に向かう途中、ガイドさん、運転手さんからいろいろな説明を聞きます。

早めに着いたので、土産物コーナーで時間をつぶします。ディジュリドゥ(didgeridoo)という木管楽器がたくさん並んでいて、ガイドさんが「試しに吹いてみていいよ」というのでやってみたのですが、私が吹くとどうしても法螺貝のようなブォーという音になってしまいます。


上手な人も

フェイスペインティングが始まったので、せっかくなのでペイントしてもらいます。そして、火起こしの儀式に参加。木の棒を打ち鳴らしながら「火よ起これ〜」とみんなで唱えます。ヤシの繊維から煙が出始めると、今度は一人ずつ息を吹きます。そしてついには炎が。キャンプファイヤーみたいで楽しかったです。

火起こしの儀式が終わると、食事会場へ。ビュッフェ形式の食事を食べながら、ダンスショーを見ます。

ダンスショーが終わると、ステージに上がって先ほどの火起こしを体験する参加者が募られます。ツアーのガイドさんから、「ボランティアー?」と聞こえたらすかさず席札を持って席番号を叫べ、と言われていたのですが……勇気がなく手を挙げませんでした。結局、欧米人の女性一人がステージへ。かなり手伝ってもらいながらも、しばらくして火が起こり拍手喝采。女性にはブーメランのプレゼントがありました。うーん、せっかくの機会なんだからやっぱり手を挙げればよかった〜

その後、みんなで歌を歌いながらダンス。ステージへどうぞ、というので、みんなでぞろぞろステージに上がって踊りました。そんな感じで、全く期待していなかった割に楽しめました。

帰りにもう一度土産物コーナーでディジュリドゥを吹いてみたら、今度はそれっぽい音が出ました。別にショーの中で吹き方の説明があったわけじゃないんですが、吹いているのを見て何かコツがつかめたのかも。でも、循環呼吸を使って吹き続けるのは無理でした。買って帰って練習しようかとちらっと思ったのですが、かさばるのと値段とで断念。

最後、駐車場にて星空観察。晴れていて、とてもよく星が見えました。日本だと地平線ギリギリにしか見えなくて、見ると長生きするというカノープスも、高い位置で輝いていました。日本でもおなじみオリオン座は、頭が下になっている感じ。混乱するというか、気持ち悪いというか。見てみたかった南十字星は地平線の下と言うことで見ることができませんでした。「明日の夜行性動物ツアーではもっとよく見えるよ。明日は僕は休みだから、ガイドは別の人だね」とガイドのジョイさん。時間が今日より早いから、別の星座が見られるそうで、楽しみです。

帰りはナイトマーケットで下ろしてもらい、土産物屋を見て回りました。オパール原石を購入。事前情報では、「貝がいっぱい売ってるはず」という話だったのですが、ぜんぜんありませんでした。あれれ。