蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

Samba 3へ移行

今まで特に不自由を感じていなかったのでSamba 2系を使い続けていたのだが,さすがに時代遅れだと思ってSamba 3をインストールした.confを書き換え,smbpasswdファイルを移動して,起動した.特にハマることなく移行完了.
このサーバではnetatalkMacにもファイルサーバを提供しているので,ファイル名は CAP にしていたが,Samba 3 + netatalk 2.X では UTF8 という選択肢もある.今のところは CAP のままにしてあるが,どっちが便利なんだろう.CAPだとMac OS Xからは文字化けするので,UTF8に変換しよう.
Samba 2の頃はフォルダを開いたときにファイル一覧が表示されるのが遅いのが気になっていた.それが改善するか楽しみにしていたのだが,正直言って変化がわからなかった.以前より早くなった気もするのだが,やっぱり遅い.転送速度を計ってみても1.4MB/sくらいで,netatalkの2.0MB/sにかなり劣る(もっともSambaの問題なのか,Win2000の問題なのか,このWin2000マシンの問題なのかを切り分ける必要あり).man 5 smb.confを参考に

socket options = IPTOS_LOWDELAY TCP_NODELAY

も試してみたが,特に変化はなし.

socket options = SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192

は却って遅くなった.
転送速度はともかく,フォルダを開いたときに遅いのは http://www.tac.tsukuba.ac.jp/~yamato/samba/13500/msg00013.html かも.確かにマイネットワーク経由だと遅くて,ファイル名を指定して実行からだとやや早かった.これで多少はストレスが軽減されそうだし,今日はこの辺にしておこう.