蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

三脚 GITZO G2220

今まで使っていたSLIKのSPRINT 66 Deluxeという三脚が壊れてしまった。伸縮式の脚の留め具が割れてしまい、脚を伸ばした状態でカメラやフィールドスコープを乗せると、その重みで脚が勝手に縮んでしまう。

そこで、新しい三脚を買おうと思ったのだが、これがなかなかに難しい。SPRINT 66 Deluxeと同じようなものを買おうと思えば、サイズ的にも機能的にもSLIK Pro333DXになるだろう。しかし、これだとマクロ撮影をするときに低いアングルでの撮影が難しい。SLIK スプリントPRO 3WAY BKは1050gと軽いのはよいが華奢すぎ。SLIK プロ 200 DX BKだと、重さは1500gと比較的軽量、高さ290mmでのローポジション撮影が可能ということで、まあ悪くない。

そんな感じで迷っていたところ、K助さんが東京でジッツオのG2220という三脚を触ってきて、これが良かったという。ジッツオといえばI善さんもオススメのメーカーである。プロ向けという感じがして値段も張るのが多いのだが、G2220なら手の届く値段だった。そこでつい年末にポチッとしてしまった。

こういう状態だと、普通の三脚ですが……(ちなみに雲台は付属していません)

この三脚の面白いところは、センターポールが自在に動くという点である。これはマクロ撮影には活躍するはずだ。

さらに、それぞれの脚を自由な角度に広げることができるのが特徴。この写真のように完全にペタッと地面につけることも可能。これは自由度が高いのはよいのだが、平らなところで普通に使うには三本の脚を同じだけ開きたいことが多いので、面倒くさくもある。Sprint 66 DeluxeやSLIK Pro333DXだと、同時に三本の脚を同じだけ開くことができたのよねぇ。

で、足を開くときの留め具だが、最初非常に固かった。どうにも固すぎたので、付属のプラスチック製のレンチで緩めようとしたところ、レンチがペキッと割れてしまった。げげっ、買ったばかりなのにorz。数日後、I善さんが曰く「留め具は固くても緩めちゃなんねぇぞ。使っているうちに柔らかくなってくるすけ。緩めちゃうと、ガタガタになってしょっちゅう閉めなきゃならなくなる。」とのこと。時既に遅し。先に教えを請えば良かった……