蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

正月

雪


昨日は「遅刻した」とさらりと書いてしまったが、うちの館は年末年始も休みなしである。休みにすれば良いのにと思ったら、観光課だか温泉組合だかから「正月も開館してくれ」と言われていて、休めないんだそうな。確かに温泉に来た人が昼間に遊びに来る場所が必要だから、仕方ない。というわけで、正月は親方はお休みで私のような下っ端が勤務している。

1日と2日は温泉街まで送迎があることもあり、それなりにお客さんがあった。大根煮などを出しているのだが、毎年食べに来てくれるリピーターがいるという。ありがたいことである。一昨年だか、「どうせ大してお客はいないんだから、大根煮はやめてしまおう」といってやめたところ、お客さんに「大根煮を楽しみにして来たのに。明日また来るからぜひ作ってくれ」と言われて、再開したのだそうだ。

今日の写真は、館の大きな窓から撮影したもの。右に写っているのは、12月30日の写真にも写っている茅葺き小屋だが、すっぽり雪に覆われている。そして窓の外の雪の最上面が日に日に高くなってくるのである。もっと雪が降ると、この窓が雪に埋もれてしまうという。はてさて、今年はどこまで埋もれますやら。