蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

姫蛍

数日前、本屋で写真雑誌を立ち読みしていたら蛍の撮影に関する記事があった。先日私が撮った蛍の写真は、蛍の発光と蛍自体を同時に写すためにバルブ撮影中にストロボを焚いたものだ。しかし、何でもその雑誌に出てきたカメラマンは、自然の明るさでしか撮らないのだという。そのために、日が落ちた薄暮の時間帯、蛍が光り始めるわずかな時間を狙うのだそうだ。何とも言えない自然な写真に仕上がっていた。それ以外にも、姫蛍が林の中で光っている写真は、林の様子を撮影した写真と、長時間露光で蛍の発光を撮影した写真とを重ね合わせたものだそうで*1、幻想的だった。
こんな写真が撮りたい!と思って山へ。前はちらほらしかいなかったが、今回はかなり数が多く、姫蛍がチカチカと点滅する様子はとてもきれいだった。源氏のゆったりした光も風流でよいが、姫はイルミネーションのようで美しい。
しかし、写真に撮るとなると難しいものだ。肉眼ではあんなにピカピカ光ってたのに、ほとんど写っていない。

EOS Kiss Digital X + SIGMA 17-70mm DC MACRO F3.5
299秒+300秒の2枚を合成(差の絶対値)
明るい単焦点レンズがあれば……ってそんな問題だろうか?
で、あとになって前述の雑誌がやっぱり欲しくなり本屋に行ったのだが、どの雑誌かわからなくなってしまった。ひょっとして先月号だったのだろうか?

6/24追記

どうやらカメラマン6月号だったのではないかと思われる。毎月20日発売で、すでに7月号が発売されている。

トップライト 小原 玲
 蛍光。人と自然の共生

http://motormagazine.co.jp/2009/05/_20096_3.html

これを調べていて雑誌のバックナンバーを扱っているオンラインショップ、「雑誌のFujisan.co.jp」を見つけた。

買い逃したあの雑誌、どうしても読みたかったあの特集、そんなお客さまの「雑誌を1冊だけ購入したい」というニーズに応えるため、Fujisan.co.jpでは最新号、バックナンバーを含む単品販売を行っています。

総合案内:Fujisan.co.jpとは | Fujisan.co.jpの雑誌・定期購読

結構あるのよね、雑誌の買い逃しって。これは使えそう。

*1:記憶違いじゃなければ