蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

ナマ海野さん〜

昆虫の擬態とネオテニーの公開シンポカメムシの擬態の話はなかなか面白かった.例のセンチネタと通じるところがあり,参考になった.カメムシの捕食者としてカエルが候補に挙げられるという話の中で,トゲヒシバッタの擬死の話が出てきた.それってMOMOに登録されているやつだ!と思ったのだが,残念ながら映像の紹介はなく,MOMOについても触れられなかった.ちぇっ.
そして何より楽しみだったのは昆虫写真家の海野さんの発表である.擬態はやっぱり映像がないとね!しかし,後ろの方にいたため,「ここにコケに擬態した虫がいます」と言われても,単なるコケにしか見えないのであった.海野さん自身,「これは2匹ですかねえ.ここに1匹は確実にいるんですが」とか言っていた.擬態おそるべし.後半はビデオではなく写真の紹介.かなりの部分庭で撮影したと言っていたが,うらやましい庭だ.しかし,この辺りでも探せば擬態した虫がいるんだろうな.問題は擬態を見破れるか,ということだ.