蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

愛・地球博

今日,愛・地球博に行って参りました.

正直言うとあまり興味がなく,リニモだけ乗ってみたいかなという程度だったのですが,友達が「家族と行く予定だったんだけど家族が風邪ひいちゃって行けないから,一緒に行かない?」というので,急に行くことになったのです.

さて,会場までは名古屋駅から万博八草までJRで,そこからリニモに乗りました.満員でしたが特に待つこともなく乗れました.微妙に振動があるし本当に浮いるの?と不安になったけど,一応浮いてるらしいですね*1.乗ってて分からないなら降りたら浮いてるのが分かるかと思ったのですが,8mmしか浮いてないんじゃ分かりませんね.期待して乗ったリニモは,乗ってても外見もモノレールっぽい「何か」でした.

入り口で,問題になっている持ち物検査を受けます.弁当とパンを持っていたのですが,二重に袋に入れていたら中の袋を開けられることもなく,何も言われませんでした.あれならコンビニ弁当でもペットボトルでも持ち込めそうです.水筒の中身は聞かれませんでしたよ?.それに聞いたところでテロリストが「ガソリンです」とか答えるとでも?それよりは空港のゲートにあるような機械でチェックして,ペットボトルも持ち込み可にすべきでしょう.「テロ対策」というのが建前に過ぎないことが見え見えなので気分が悪いです*2

見て回ったのは以下のパビリオン.

1. ワンダーサーカス電力館:テーマがよくわからずイマイチ.(40分待ち)

2. JR東海超伝導リニア館:迫力ある3D映像がよかった.偏光メガネ方式なのね〜.(事前予約)

3. 瀬戸愛知県館:ニホンオオカミ,アシカ,カワウソの模式標本があるんですよ(プレスリリース愛知県館ウェブ).個人的には外せない所.すいていて良かった.シアターの内容も良かったと思う.

番外:それより,瀬戸会場に行く途中のゴンドラが楽しかった.住民のプライバシーのためといって,窓が途中から白くなるんですが,乗客みんなで「どうなってんだろう」と不思議がってました.液晶フィルムで,電気を絶つと曇るらしいです.

番外:瀬戸会場のゴンドラの駅ではマンモスの牙に触れる.並ばず触り放題.椅子に座って拡声器で呼び込みしているやる気のなさそうなおっちゃんは何?

4. 三菱未来館@earth:「もしも月がなかったら」まあまあ楽しめた.(事前予約)

番外:IMTSという,無人運転のバスみたいな次世代交通システムに乗ってみた(200円)

5. スイス館:音声ガイドを使う面白い展示だった.各人が持ったハンディ音声ガイド装置についたライトで,展示の各所に設置されている「センサー」を照らすと解説が始まるのだが,センサーと言いつつ赤外発光ダイオードっぽかった.受光部もあるのかな?(20分待ち)

雑感をいくつか.

  • 人気パビリオンは待ち時間が長くて大変.Queue loving people向け.結局トヨタもヒタチもマンモスも大地の塔も見られなかった.
  • 食べるところが少ないというが,特にそんな印象は受けなかった.時間をずらせば大丈夫そう.ただ高いらしい.
  • 弁当はサークルKに大量に余っていた.昼時のレジ待ち時間は不明.
  • 海上の森の開発に反対している人がいたし,「オオタカの生息地を奪うなんてけしからん」と思っていたが,行ってみると意外としょぼい二次林に見えた.
  • ウェブ上で「森憎木殺」という表現を見てから,あのキャラクターを見るたびに「森憎」「木殺」という文字が頭に浮かび,困ってしまう.
  • 会場内で金を落として欲しかったんだろうが,使ったのはペットボトル飲料150円とIMTS 200円のみ.水筒に茶を入れて持っていったのだが,歩き回っていたらのどが渇くので飲みきってしまった.夏は暑そう……

結論.ふーん,万博ってこんなもんかーって感じですね.

*1:内覧会では定員オーバーで重すぎて浮上せず,立ち往生したとか

*2:と思ったら,国際標準だという話も(コメント中スノーレッツゴー3匹さん).オリンピックもワールドカップもペットボトル不可だったそうだ.