蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

陸生ホタル幼虫

以前,とある生物写真のデータベースにホタルの幼虫を掲載していたところ,ホタルの専門家から同定が間違っているという指摘のお電話をいただいた.わざわざありがたいことである.その際に,「マドボタル属のことを調べているので,見つけたら送って欲しい」と依頼されていた.それから2年,先月淡路島に採集に行った際にホタルの幼虫を見つけ,やっと義理を果たすことができた.同定結果はクロマドボタルとのこと.詳細な報告書を送っていただいた.

そして大分に採集に行った際にも,ホタルの幼虫が見つかった.正直言ってマドボタル属かどうかがさっぱりわからず,オバボタル(写真1*1写真2)のようにも思えるのだが,とりあえずまた送ってみることに.

追記

8/30にメールが来た.オオマドボタルだろうとのこと.「大分南部の標本は貴重です」なんて言ってもらえると嬉しくなる.
迅速なレスポンスといい,人をおだてるののうまさといい,僕も見習わないといかんですね.せっかく人から蝸牛をもらっても「これは普通種ですね」とか言って不評を買ったりしてるので・・・

*1:掲載ページがやたら重いので画像に直リン