蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

群馬県立自然史博物館

群馬県立自然史博物館では24日まで企画展「きれいで不思議な貝の魅力」が開催されており、駆け込みで見に行った。まずは新幹線で高崎まで。連休初日だけあって、激混みで途中まで座れずしんどかった。高崎から上信電鉄に乗り換え上州富岡駅で降りる。交通案内を見ると乗り合いタクシーがあると書いてあるが、本数が少ない上に日曜日運休ではっきり言って使い物にならないことが判明。レンタサイクルがあるとも書いてあるが、どこにもそれらしきショップも窓口もない*1。仕方なく「確か徒歩25分だったよな。歩くか。」と歩き始めたが、行けども行けども着かない。実は「徒歩25分」というのは別の駅からの場合で、上州富岡駅からだと45分くらいかかった。途中で登利平という店で鳥めしを食べた。

企画展の入り口。オウムガイがポスターやチラシにも用いられていて、貝らしくない斬新でクールなデザインだと思った。ただ、一般の人に対して、普通の巻き貝を使うのとどちらがアピールになるのかは正直わからない。入り口の手前には液晶プロジェクターで陸貝などの生態写真がスライドショーで映し出されていた。

寿司屋のカウンターを使った展示。興味をひく工夫がされている……のだが、実は最初、このコーナーを完全にスルーしてしまっていた。この写真は、見ていない展示があることに途中で気づき、引き返してきて撮影したもの。ここで通路が2手に分かれていて、私は標本などがずらっと並んでいる方に引き寄せられてしまったのだな(貝屋の悲しい性)。

軟体部をフリーズドライにした展示というのは珍しいのでは?

ポスターの図案にも使われていたオウムガイをはじめ、クリオネなどの生態展示がされていた。クリオネがやっぱり人気だったようだ。

最後のハンズオンコーナー。この他にも、分類・生態・進化・真珠・地元の貝などさまざまな展示があって、充実した展示内容だった。

その後、常設展も見学。ブラキオサウルスは頭が天井につっかえそう。地球と生命のの歴史+郷土の自然というところまではうちと同じだが、ココはプラス人間の体、さらに地球環境の展示もあった。さすがは県立。惜しむらくは帰りの電車の時間が近づき、駆け足になってしまったこと。また、時間が無くて学芸員さんに挨拶できなかった。スミマセン……

*1:聞くところによると、改札の駅員に言えばよいとのこと。しかし自転車だと最後の上り坂がきつそう。