蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

京都水族館

ヨメサンの実家に帰るついでに京都水族館へ。

水族館前のバス停で下りれば目の前かと思ったが、ちょっと離れていた。案内を見つけられず、iPhoneのマップを頼りに行ったら裏手に出た。そこにも案内はなく、右に行って良いか左に行って良いかわからない。いきなり不親切。

料金は大人2000円。あとで知ったが、市バス専用一日乗車券カードを見せれば、10%引きになったらしい。市バスに2回乗ったので(440円+2000円)、市バス専用一日乗車券カードを買った方が安かった(500円+1800円)。


まずはオオサンショウウオ。さすがは京都の水族館だ。オオサンショウウオ外来種チュウゴクサンショウウオ、それらの交雑種が個別飼育されていて、見分け方も解説されている。そして大きな水槽にはオオサンショウウオの仲間が、ごちゃごちゃっと身を寄せ合っていた。外来種あるいは交雑種ではないかと思うが、種名パネルがない(あるいは私が見落としただけか)。「見分け方は別水槽で解説しているから自分で同定してね」ということだろうか。


オオサンショウウオの生態的地位なども解説されている。単なる「見せ物」としての水族館ではないことが伺える。


次は淡水魚。このコーナーだけではなく、すべて種名はひらがなで書かれている。どういう意図があるのかな?


かいじゅうゾーン。「怪獣」と誤解させるためにわざとひらがなで書いているのだろうか。他のブログで「脈絡がない」と書かれていたが、確かに。アザラシがチューブ状の水槽で間近に観察できる、流行の展示技法が採用されている。


空飛ぶペンギン。これも流行を取り入れている。


ペンギンの餌やり。個体識別されていて、1羽1羽食べる量を管理しているそうだ。


大水槽。種名パネルがない魚が複数いたような。


おさわりコーナーはネコザメ。係のお兄さんは見守っているだけという感じ。お兄さんの性格なのかもしれないけど、もっと積極的に話しかけてくれてもよさそうな。「サメハダでしょう」とか「貝などを食べるために臼状の歯なんだよ」とか。種名もちょっと離れたところに書いてあってわかりにくかった。


バックヤードが覗ける。


貝殻の展示も。


山紫水明ゾーンのナカセコカワニナ。このコーナーでは希少種や、深泥池など京都の貴重な自然を紹介している。


イルカショー。芸をさせるのではなく、ショーをとおして体のつくりなどを解説していた。それはともかく、ショーを見た後に展示を見るには、いったん出場して、再入場しないといけない。動線はもちょっと何とかならなかったのか。

最後は里山ゾーン。iPhoneが電池切れになったため写真なし。まあ枯れている植物が多く、撮るものもなかったけど。

賛否両論あったらしいとも漏れ聞くが、それを知らない一般人としては、京都らしい展示と水族館らしい美しい展示とが両方あり、普通に楽しめた。