蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

生態学会

朝寝をして、10時過ぎにホテルを出た。購買で朝食を買おうと思ったら11時からだったので、先にポスターを見てから学食へ。

出身研究室のボスに第三種接近遭遇。うぐぅ

再びポスター会場に戻るも、聞きたかった高校生ポスターが張られていない。本当は10時には張ってないといけないはずだが、聞くところによると日帰りで参加するため間に合わないのだとか。他を回っている間にちゃんと貼られていた。着眼点は面白いが、研究はまだまだ発展途上という感じ。今後に期待だ。
タツムリネタは最後まで張り出されなかった。貝類学会では発表してくれるかしら?
ポスター会場では前職場の人にトラップされる。関係ないポスターの前で話し込んでしまい、申し訳なし。
その後口頭発表へ。またRoom HとRoom D、Room E、Room Fを行ったり来たり。

  • カワヒバリの成長と移動の話。プランクトンが着底した後、いきなり足糸でその場に定着するのではなく、結構移動するらしい。
  • タツムリの殻形態に重力モーメントが及ぼす影響の話。さすが数理、ちんぷんかんぷんであった。成長脈は殻軸に平行なのに、成貝の口が下を向くことについても説明をしていたが、何だったっけか。
  • 氾濫原(ワンド等)においてイシガイ類が指標種として有用という話。ただ、イシガイ類の種数が増えても、魚は直接それに恩恵を受けるわけではないらしい。
  • 外来マス類はカワシンジュガイ、コガタカワシンジュガイの宿主となりうるという話。意外な結果。
  • 北海道では国内外来種であるカラマツ人工林の生物多様性保全機能。前職場での研究をパブリッシュするとき、あるいはその研究をさらに発展させるときには参考になりそうな発表だった。

口頭発表を聞いていて気になったのは、スライドの字が小さい人がかなりいたこと。メガネを換えたばかりで視力1.0あるはずだが、字が読めなかった。無理に1枚のスライドに情報を詰め込んでも、字が読めないのでは意味がない。フォントサイズを大きくして何枚かに分割してほしい。

購買でお土産に東大チョコを購入。懇親会には参加せずに帰った。いろいろと刺激を受けた。参加してよかった。

地元の駅ではクレジットカードで新幹線の切符を買おうとしたところ「このカードは取り扱いできません」と弾かれた。でも渋谷駅の券売機では問題なくカードで切符が買えた。暗証番号の覚え違いではないことが確認できたのはよかったが、はてさて、これはどういうことだろう。2004年以前は一般クレジットカードは使えなかったが(wikipedia:東海旅客鉄道)、今はVISA、Master Card、JCB、AMEX、ダイナースのブランドマークのついたカードもご利用いただけますとのことで、使えるはずだけどなぁ。