蝸牛の歩み

蝸牛の如く,ゆっくりでも着実に前へ・・・

VPN

うちの大学ではPPTP接続サービスというのがあって、自宅などの学外からでも学内LANに接続することができる。つまり、現在自分で立てているweb proxyがなくても電子ジャーナル等の学内専用ページを学外から閲覧することができるようになるわけだ。
そこでマニュアルをメディアセンターからもらってきて*1、早速自宅のWindows2000で設定してみた。が、「インターネット経由でプライベートネットワークに接続する」がグレーアウトしていて選べない。調べたところ、以下のような原因だった。

原因判明。Windows2000をインストール後、初めて「新しい接続の作成」をやろうとするときに、「所在地情報」を確認するダイアログを表示する。そのダイアログをキャンセルして先に進んだ場合に、「プライベートネットワークにダイヤルアップ接続する」と「インターネット経由でプライベートネットワークに接続する」と「ほかのコンピュータに直接接続する」の3つのボタンが選択できないようになるらしい。

市外局番を入力したところ、「インターネット経由でプライベートネットワークに接続する」を選べるようになった。

ここで市外局番が必要な理由がわかんねー!市外局番なんて、ダイヤルアップのときだけ入力させればいいやん。ちゅーか、ノートパソコンで現在の所在地がどこかなんて、設定しても意味ないと思うんだが。

仰せの通り。ダイヤルアップじゃないから関係ないだろうと思ってキャンセルしたくなりますよね。
気を取り直して先へ進めたところ、すんなり接続できた。あとはFirefoxでproxyを自動検出にして……も繋がらないので学校と同じproxy.pacを設定したところ、学外ページも学内専用ページも表示された。
あとは研究室のメールサーバで、PPTP経由でもメールが送れるようにすると便利かもしれない*2。そのためにはPPTPで割り振られるIPアドレスの範囲が必要だけど、情報が見あたらない。まあこれは誰かから「自宅から研究室のアドレスでメールを送りたい」という要望があったときに考えよう。

追記

研究室メールサーバのファイアウォールの設定を変えなくても、sendmail.ほにゃらら.netの方を使えば今でも研究室のメールアドレスでメールが送れるはず。

*1:web上にも設定方法は載っているけど

*2:研究室外の人にsmtpを利用される可能性があるのは問題あるだろうか?